2010年04月07日
準決勝敗退
またしてもあと一歩の所で負けた。
プリンスカップから1週間。土日2日間で行われたCクラスダブルス。
土曜日の試合は難なく準決勝まで進んだ。
日曜日の準決勝は中学生と小学生のペアと対戦した。
小学生はプリンスと契約しているという噂もあった。
この日は天気も良く風もなかった。
サービスに全くの不安材料はなかった。
前日の試合を見た限り、ストロークは強力で、ボレーもこなす。
サービスだけは体が出来ていないから攻めるならそこだと感じた。
前日の最終戦の準々決勝
この試合も彼らと同じチームと思われるジュニアと対戦した。
苦労したのは序盤のゲームだけで、1球のもったいないミスから崩れていった。
大人との対戦よりも少し声を出して、ガッツポーズをとるようにするだけで、イライラして勝手に自滅してくれた。
ボールが自然とこちらに集まるのが分かったので、それを返すだけで良かった。
サービスラインから前衛の俺までわずか2mくらいの距離からボールを打たれるのは少し怖かったが、あの試合は
多分アドレナリンが出ていて、恐怖を超越していた。
ジュニアは基本浅いボールは前衛アタックするようだ。
それがどういうことなのか彼らにはまだ少し理解できていないようだ。
それを返してガッツポーズをとる俺。大人げないとは思わなかった。彼らの技術は俺を超えているのは明らかだったからだ。
コートに入れば子供相手だとかそういったものは消え去る。
そして今日も多分この作戦で上手くいくと考えていた。
昨日の子よりも大人しく、技術もあるとは思ったがまだ小学生なんだ。
つけいる隙はあると思った。
試合開始。
ブレークチャンスを生かせず、キープが続いて2-2 一巡した。
小学生はフォアでガンガン打ってくる。中学生はバックハンドが上手くアングルショットを得意とする。
中学生にはプリンスカップで勝ったが、小学生とは初対戦。
ここのジュニア連中には辛酸をなめさせられている。
ラリーが続くのが嫌いな俺には苦痛だったが、彼らと打ち合うことで自分の知らない世界も知ることが出来ている。
ああ、俺もこんなに打ち合えるんだと。
ゲームが動いたのはゲームカウント3-3の相手サービス
中学生のバックハンドアングルに飛びだせなかったが、意を決してボレーに飛び出ることにした。
ほとんどテークバックがないからコースが読めなかったが、ギリギリまで我慢して飛び出しポーチ成功。
ゲームカウント4-3から俺のサービスゲーム。
1回目のサービスゲームは0ゲームだった。この日は1stサービスの確率も良く、不安はなかった。
1ポイント目
フォアハンドをミスして0-15
2ポイント
1stサービスが入る。さあ来い。
視線が横にずれる。来るはずのボールが来ない。
前衛の横を切り裂きダウンザラインにリターンエースを食らった。
思わず笑ってしまった。相手の応援団から大きな拍手があがる。どこに落ちたか見えなくても分かるというものだ。
俺の1stサービスをあそこに持っていくか。2ndサービスなら分かるが。久々に味わう気持ち。
諦め。切り替え。悔しさ。渦巻いてた。
カウントは0-30 厳しい局面だった。
ここからダブルフォルト2回。
ブレークバックを許す。
こう書くといかにもビビって落とした感じに見えるが、正直何故ダブったのか不思議でならなかった。
トスは正確だったはずだ。
ラケットも振りぬいた。入らないはずがなかった。
だが現実はネットにかかる最悪のパターン。動揺していたとみていた人からは指摘されたけど・・実際は分からない。
ゲームカウントは4-4
ここまでは比較的、こちらが押している雰囲気だったのだ。
エースも取られてはいたがミス先行。
ただブレークに結び付かないという展開。小学生はこちらの心理戦に足を突っ込み始めていた。
イーブンに戻った時も、切り替えようとしていた。
事実 次の相手のサービスで15-40
2回のブレークチャンスを握ったのだ。
だけど、もったいないミスとエースを取られ、デュースの後キープされてしまう。
少しだけ相方の無謀さが出た。あまりやらないネットダッシュを2度とも失敗した。
この後、俺のフォアハンドが攻撃的でなくなったと感じた。浅い。いいように操られる。
そして小学生はエースを連発するようになった。
相方もサイドを抜かれることが多くなり、俺自身もボディアタックされ返せない。
ここまで狙われるとはよっぽど嫌われているな。そう感じた。
最後はデュースから振りきられ、5-8。
準決勝敗退。Cクラスからの昇格をまたあと一歩の所で逃す。
観戦した決勝はワンサイドゲーム。公開処刑。
大人たちは小学生になぶられていた。拍手をする場面がほぼなかった。
試合後話したらあんな雰囲気の試合は久しぶりだと感想をもらしていた。
色々話すうちに俺自身が今回の試合と前回のシングルスを比べて、非常にレベルアップしたというお褒めの言葉を頂く。
確かに最後はもう一つだったが、サービスは初日は安定し、なおかつポイントも取れていた。
あれだけ不安だった2ndサービスも叩かれることはほとんど無かった。
フォアハンドもジュニアと2連戦したことによりかなり打ち合った試合になった。
むしろあれだけ打ち合えたことが今でも不思議だ。
あの感覚をもっと増やしたい。
どれだけ振り切ってもアウトにならないあの感覚。
サービス+フォア+ボレー
この3つを組み合わせてもっと上の試合でも勝てるようになりたい。
次は5月末 シングルス。
プリンスカップから1週間。土日2日間で行われたCクラスダブルス。
土曜日の試合は難なく準決勝まで進んだ。
日曜日の準決勝は中学生と小学生のペアと対戦した。
小学生はプリンスと契約しているという噂もあった。
この日は天気も良く風もなかった。
サービスに全くの不安材料はなかった。
前日の試合を見た限り、ストロークは強力で、ボレーもこなす。
サービスだけは体が出来ていないから攻めるならそこだと感じた。
前日の最終戦の準々決勝
この試合も彼らと同じチームと思われるジュニアと対戦した。
苦労したのは序盤のゲームだけで、1球のもったいないミスから崩れていった。
大人との対戦よりも少し声を出して、ガッツポーズをとるようにするだけで、イライラして勝手に自滅してくれた。
ボールが自然とこちらに集まるのが分かったので、それを返すだけで良かった。
サービスラインから前衛の俺までわずか2mくらいの距離からボールを打たれるのは少し怖かったが、あの試合は
多分アドレナリンが出ていて、恐怖を超越していた。
ジュニアは基本浅いボールは前衛アタックするようだ。
それがどういうことなのか彼らにはまだ少し理解できていないようだ。
それを返してガッツポーズをとる俺。大人げないとは思わなかった。彼らの技術は俺を超えているのは明らかだったからだ。
コートに入れば子供相手だとかそういったものは消え去る。
そして今日も多分この作戦で上手くいくと考えていた。
昨日の子よりも大人しく、技術もあるとは思ったがまだ小学生なんだ。
つけいる隙はあると思った。
試合開始。
ブレークチャンスを生かせず、キープが続いて2-2 一巡した。
小学生はフォアでガンガン打ってくる。中学生はバックハンドが上手くアングルショットを得意とする。
中学生にはプリンスカップで勝ったが、小学生とは初対戦。
ここのジュニア連中には辛酸をなめさせられている。
ラリーが続くのが嫌いな俺には苦痛だったが、彼らと打ち合うことで自分の知らない世界も知ることが出来ている。
ああ、俺もこんなに打ち合えるんだと。
ゲームが動いたのはゲームカウント3-3の相手サービス
中学生のバックハンドアングルに飛びだせなかったが、意を決してボレーに飛び出ることにした。
ほとんどテークバックがないからコースが読めなかったが、ギリギリまで我慢して飛び出しポーチ成功。
ゲームカウント4-3から俺のサービスゲーム。
1回目のサービスゲームは0ゲームだった。この日は1stサービスの確率も良く、不安はなかった。
1ポイント目
フォアハンドをミスして0-15
2ポイント
1stサービスが入る。さあ来い。
視線が横にずれる。来るはずのボールが来ない。
前衛の横を切り裂きダウンザラインにリターンエースを食らった。
思わず笑ってしまった。相手の応援団から大きな拍手があがる。どこに落ちたか見えなくても分かるというものだ。
俺の1stサービスをあそこに持っていくか。2ndサービスなら分かるが。久々に味わう気持ち。
諦め。切り替え。悔しさ。渦巻いてた。
カウントは0-30 厳しい局面だった。
ここからダブルフォルト2回。
ブレークバックを許す。
こう書くといかにもビビって落とした感じに見えるが、正直何故ダブったのか不思議でならなかった。
トスは正確だったはずだ。
ラケットも振りぬいた。入らないはずがなかった。
だが現実はネットにかかる最悪のパターン。動揺していたとみていた人からは指摘されたけど・・実際は分からない。
ゲームカウントは4-4
ここまでは比較的、こちらが押している雰囲気だったのだ。
エースも取られてはいたがミス先行。
ただブレークに結び付かないという展開。小学生はこちらの心理戦に足を突っ込み始めていた。
イーブンに戻った時も、切り替えようとしていた。
事実 次の相手のサービスで15-40
2回のブレークチャンスを握ったのだ。
だけど、もったいないミスとエースを取られ、デュースの後キープされてしまう。
少しだけ相方の無謀さが出た。あまりやらないネットダッシュを2度とも失敗した。
この後、俺のフォアハンドが攻撃的でなくなったと感じた。浅い。いいように操られる。
そして小学生はエースを連発するようになった。
相方もサイドを抜かれることが多くなり、俺自身もボディアタックされ返せない。
ここまで狙われるとはよっぽど嫌われているな。そう感じた。
最後はデュースから振りきられ、5-8。
準決勝敗退。Cクラスからの昇格をまたあと一歩の所で逃す。
観戦した決勝はワンサイドゲーム。公開処刑。
大人たちは小学生になぶられていた。拍手をする場面がほぼなかった。
試合後話したらあんな雰囲気の試合は久しぶりだと感想をもらしていた。
色々話すうちに俺自身が今回の試合と前回のシングルスを比べて、非常にレベルアップしたというお褒めの言葉を頂く。
確かに最後はもう一つだったが、サービスは初日は安定し、なおかつポイントも取れていた。
あれだけ不安だった2ndサービスも叩かれることはほとんど無かった。
フォアハンドもジュニアと2連戦したことによりかなり打ち合った試合になった。
むしろあれだけ打ち合えたことが今でも不思議だ。
あの感覚をもっと増やしたい。
どれだけ振り切ってもアウトにならないあの感覚。
サービス+フォア+ボレー
この3つを組み合わせてもっと上の試合でも勝てるようになりたい。
次は5月末 シングルス。